Subaru's production plant withdraws from Thailand / タイからスバルの生産工場が撤退

タイからスバル生産工場が撤退

タイでの生産終了を決定したスバル。今回はそのことについてみてみます。スバル車はタイ国内ではそれほど人気のあるブランドではありませんが、違いの分かる人には評価が高いようです。

タイの自動車販売では中国製EV車が台頭

2024年末までにタイでは中国製EVの台頭により、日本車の販売が減少しています。 BYDやGreat Wall Motorなどが現地生産を強化し、低価格かつ高性能なEVを提供。 政府のEV推進策も後押しし、日本メーカーのシェアが縮小しました。そして、スバルも例外ではないです。

タイにおける2023年のスバルの新車販売台数は前年比26.3%減の1,682台で、市場シェアは0.2%でした。スバル車の販売減少の背景には、経済環境の変化などマーケットでの競争の激化があります。 為替変動やインフレ、消費者の購買力低下に加え、中国車であるEVやトヨタやホンダなどの競合ブランドが強い影響を与えました。 また、そのこともあってかスバルは2025年に現地組立を終了し、完成車輸入へ移行することを決定しました。

スバルの販売店、SUBARU RAMA3の動画。SUBARUのすごいところはAWDが”本物”である、というところです。4WDの中には1輪が浮くと前に進んでいかなくなる機構のモデルもありますが、SUBARUは車輪が浮いても1輪が地面に接地していればタイヤが滑らない限り進んでいきます。

タイのスバル工場、2025年に閉鎖へ – 完成車輸入に転換

スバルは、東南アジアでの現地組立(CKD)事業を2025年に終了し、タイの工場を閉鎖すると発表。 これにより、タイ、ベトナム、マレーシア、カンボジア市場での販売は、日本からの完成車(CBU)輸入に切り替わります。

この工場は2017年にスバルとタンチョン・インターナショナル(TCIL)の合弁で設立され、バンコク東部で「フォレスター」などを生産してきました。 しかし、先にも触れた経済環境の変化やコスト上昇を背景に、スバルはCKD生産を終了しより効率的な販売体制への移行を決定されました。

工場閉鎖後も、タイ国内の販売・アフターサービスはTC Subaru(Thailand)Co., Ltd.が継続し、スバルブランドの展開を続ける予定です。

スバルのタイ国内での販売会社

スバルは、タイにおける自動車販売を「TC Subaru(Thailand)Co., Ltd.」を通じて行っています。 この会社は、シンガポールに拠点を置く自動車生産・販売会社であるタンチョン・インターナショナル(TCIL)の傘下にあります。

TC Subaru(Thailand)Co., Ltd.は、タイ国内の販売ネットワークを強化しており、過去には国内10県に10カ所の販売代理店を増設するなどの取り組みを行っています。(出典:nna.jp

スバルのタイ国内の販売店数は、2020年4月1日時点では33店舗です。

タイでの販売モデル

タイにおけるスバル車の販売モデルとその価格は以下のとおりです。

モデル名価格(バーツ)
WRX 2.4 MT2,875,200 バーツ
WRX 2.4 CVT EyeSight2,975,200 バーツ
WRX Wagon 2.4 CVT EyeSight2,895,200 バーツ
Outback 2.5i-T EyeSight2,565,200 バーツ
Forester 2.0i-L EyeSight1,185,000 バーツ
Forester 2.0i-S EyeSight1,285,000 バーツ
XV 2.0i-P EyeSight1,055,000 バーツ
BRZ 2.4 RWD EyeSight 6MT2,383,800 バーツ
BRZ 2.4 RWD EyeSight 6AT2,483,800 バーツ

注記: 上記の価格は車両本体の価格であり、オプション、装備、キャンペーンの値引きは含まれていません。これらの価格は、為替レートや税制の変動、モデルチェンジなどにより変動する可能性があります。 最新の価格情報については、スバルの公式ディーラーや販売店に直接お問い合わせいただくことをお勧めします。

価格は日本円に換算すると、やっぱり、高めです。

販売店の一つ、SUBARU RAMA3について

バンコクでスバル車を購入する最適な場所

バンコクにあるスバル・ラマ3(SUBARU RAMA3)はスバル販売店の一つです。スバル車の購入からアフターサービスまでを提供する正規ディーラーです。最新モデルのスバル車を取り揃え、特別なプロモーションや充実したアフターケアサービスが特徴です。スバル車の購入を検討している方にとって、最適な選択肢となるでしょう。

スバル・ラマ3の立地とアクセス

スバル・ラマ3は、バンコクの交通の便が良い場所にあります。ディーラーへのアクセスは非常に簡単で、車や公共交通機関を使って訪れることができます。

試乗や詳細情報の問い合わせ

お店の特徴

スバル・ラマ3は、スバル車に精通したスタッフが揃っており、お客様一人ひとりに親身に対応しています。車選びをサポートするだけでなく、スバル車の魅力をしっかりと伝え、ライフスタイルに合わせた最適な提案をしてくれます。さらに、購入後のアフターサービスも充実しており、長期的に安心して車を運転できる環境が整っているようです。

現在のサービス内容

  1. 充実した保証とサービス 購入後、以下のサービスが提供されています

    • 5年間の無制限走行距離保証
    • 無料の1年分の保険および必須保険
    • 24時間対応の緊急支援サービス(全国対応)
  2. 試乗と旧車の下取り スバル・ラマ3では、購入前に試乗を体験できるサービスを提供しています。実際に車を運転して、その性能や乗り心地を確かめることができます。また、旧車の下取りサービスもあり、古い車を下取りに出して新車購入の資金に充てることができます。

  3. 自宅への配達サービス 購入後には、希望に応じて自宅への車の配達サービスも行っており、非常に便利です。

スバル・ラマ3では、最新のスバル車を購入できるだけでなく、アフターサービスやお得な特典も充実しているようです。購入後も安心して長く乗り続けるために、しっかりとサポートしてくれるディーラーのようです。

まとめ

SUBARUはタイ国内での製造は終了してしまい、とても残念ではありますが、今後も、スバル車の販売とアフターサービスを通じて、タイの顧客にサービスを提供し続けることでしょう。

販売会社HPスバル アジア

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