タイの自動車販売の特色である地域密着型の自動車販売会社 ISUZU METRO
タイの自動車市場は、長年にわたり日系メーカーが圧倒的なシェアを占めてきました。しかし、近年では中国メーカーの台頭が顕著であり、2024年にはBYDがタイのEV市場で46%のシェアを獲得し、乗用車市場全体でも第3位に躍進しています。（出典：reuters.com）
このような市場環境の変化の中、ISUZU METROはバンコク西部に拠点を構え、28年以上にわたりいすゞ車の販売とサービスを提供しています。同社は、地域密着型の販売戦略を採用し、以下の4つの支店を運営しています。（過去は5店舗でしたが、ホゥアラムポーン支店はこの記事作成時の1年ほど前に閉店）
1. ガームウォンワーン本店（HP:หน้าแรก - ISUZU METRO งามวงศ์วาน)
ガームウォンワーン本店は、バンコク北西部のガームウォンワーンエリアに位置しています。この支店は、広々とした展示スペースと最新の設備を備えており、顧客に快適な車選びの環境を提供しています。また、経験豊富なスタッフが常駐しており、専門的なアドバイスやアフターサービスを提供しています。
2. チャイプルック支店（HP:ISUZU METRO ชัยพฤกษ์）
チャイプルック支店は、バンコク西部のチャイプルックエリアに位置しています。この支店は、家族連れや郊外に住む顧客に焦点を当て、広い駐車スペースやキッズコーナーなど、家族全員が快適に過ごせる施設を備えています。また、地域コミュニティとの連携を強化し、地元のイベントや活動にも積極的に参加しています。
3. ラチャプルック支店（HP:หน้าแรก - ISUZU METRO ราชพฤกษ์）
ラチャプルック支店は、バンコク西部のラチャプルックエリアに位置しています。この支店は、最新のショールームデザインと高度なサービス設備を備えており、顧客にプレミアムな体験を提供しています。特に、高級志向の顧客や新しい技術に関心のある顧客に対応するため、最新モデルの展示や試乗サービスを充実させています。
４. 車体・塗装修理サービスセンター ラチャプルック支店（HP:サービスセンター | いすゞメトロ)
車体・塗装修理サービスセンター ラチャプルック支店は2019年4月1日、ラマVラウンドアバウト近くにオープンしました。トライペッチいすゞセルカンパニーの認証を受けたこのセンターは、標準装備と最新のツールを完備し、PPGのトレーニングを受けた熟練の技術者チームが在籍しています。これにより、高品質な塗装および車体修理サービスを提供し、顧客の満足度向上を目指しています。
ISUZU METROは、これらの支店を通じて、地域の多様なニーズに応えるサービスを提供し続けています。28年以上の経験を活かし、顧客満足度の向上と地域社会への貢献を目指しています。
このようにショッピングモールやタラート（市場）などでキャンペーンを頻繁に行うのもタイの自動車販売の特色。日本でも時々みられますが、タイはより力を入れている印象です。
カスタム仕様の新車販売にも注力
ISUZU METROではタイの自動車販売の定番であるカスタム仕様の車も新車で取り扱っています。例えば、いすゞのピックアップトラック「D-MAX」は、タイ市場で高い人気を誇り、特別仕様車やカスタムモデルが提供されています。
ISUZU METROの各支店では、経験豊富なスタッフが常駐し、顧客の要望に応じたカスタム仕様の相談や提案を行っています。車両の外観や内装のカスタマイズ、特別装備の追加など、細かなニーズにも対応し、顧客一人ひとりに最適な車両を提供することを目指しています。
このように、ISUZU METROは、地域の特性や顧客の多様なニーズに応じたカスタム仕様の新車販売を通じて、顧客満足度の向上と地域社会への貢献を続けています。
