Thailand’s Gas Stations Have Come This Far! The Modern Services and Innovations of PTT and Bangchak / PTT・Bangchakの今と進化するサービス
タイのGSはここまで来た!
PTT・Bangchakの今と進化するサービス
タイ旅行やロングステイ、仕事でタイに住む人たちにとって、車社会の一面を知ることは生活の質を大きく左右します。その中でも今回は、タイのガソリンスタンド(以下GS)に注目。特に「PTT(プー・トー・トー)」と「Bangchak(バンチャーク)」の2大ブランドを中心に、最新の進化と魅力をご紹介します。
PTT OR(PTT Oil and Retail Public Company Limited)のCM動画
PTT Station
☕️ コーヒーを買いにちょっと立ち寄ったり、
🍪 お菓子を探しにふらっと寄ったり、
🚽 トイレ休憩に立ち寄ったり、
⛽️ もちろん給油のついでにも。
どんな理由で立ち寄っても、
私たちはいつでも笑顔でお迎えします💙
あなたが訪れてくれるそのたびに、
私たちの心にも、幸せがふんわり広がるんです💙
PTTステーション―― あなたの毎日に、しあわせを満タンに。
※Amazon CafeやJiffy(7-Elevenは2023にライセンス満了によりJiffyに変更している)が併設、その他店舗も入るガソリンスタンドも存在する。日本のドライブインのような存在である。
1. タイのGSは休憩スポット!?
日本で「ガソリンスタンド」と言えば、給油してすぐ立ち去る場所というイメージがありますが、タイのGSは違います。特にPTTとBangchakの大型スタンドは、「ドライバーのオアシス」と言っても過言ではないほど充実しています。
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清潔なトイレ(24時間利用可、エアコン付きの場所も)
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Amazon Café、Inthaninなどの人気カフェチェーン
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7-Eleven(2024年よりJiffy)を併設し、ちょっとした買い物もOK
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銀行ATMや簡易郵便サービス
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スマホの充電スペースやWi-Fiも完備
特に郊外や高速道路沿いでは、ファミリー向けの休憩所や子ども用の遊び場まであるGSも見られます。
2. PTTの進化:エコと地域密着
タイ最大の国営石油会社「PTT」は、ガソリンだけでなく、EV充電スタンドの設置やバイオ燃料の導入にも積極的。さらに、近年では「PTT Station」というリブランディングが進んでおり、以下のような取り組みが注目されています。
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EV用の超急速充電器「EV Station PluZ」の展開
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サステナブル農業支援や地域産品を扱う「Cafe Amazon Green Market」
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カフェやコンビニの品質向上とブランド力強化
PTTは単なるGSではなく、**地域と共に成長する「コミュニティ・ハブ」**へと進化しているのです。
3. Bangchakの個性派スタンド
もう一つの大手「Bangchak」は、環境志向のブランド戦略が特徴です。バイオディーゼルやE20/E85といった再生可能エネルギーの普及に力を入れており、農家支援や地場産業との提携にも積極的。
また、「Bangchak Market Place」というコンセプトで、スタンドの一角にローカル市場のような商業スペースを作っている店舗もあります。
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オーガニック製品や地元の特産品
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地元の人が出店できるスペース
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健康志向のドリンクバーや軽食ブース
ガソリンを入れるだけじゃない、体に優しい・地元に優しいスタンドとして支持を広げています。
Bangchak紹介動画
未来へ進む、グリーンステーション
Bangchak(バンチャーク)だからできる、サステナブルなエネルギーのかたち
地球の未来を見据えて、私たちは動き出しています。
☀️ 太陽の力で走るクルマ
⛽ 再生可能エネルギー由来の燃料
♻️ 地球にやさしいリサイクルシステム
🌳 緑あふれるステーション環境
バンチャークのグリーンステーションは、単なる「ガソリンスタンド」ではありません。
ここは、未来のエネルギーを身近に感じられるサステナブル拠点です。
私たちは、エネルギーの提供者であるだけでなく、
未来を担う次世代と共に歩むパートナーでありたい。
✅ ソーラーパネルによる発電
✅ 電気自動車用の急速充電器
✅ バイオ燃料の普及
✅ カフェやコワーキングスペースも併設
環境にやさしく、地域と人にやさしく。
それが、Bangchakが目指すエネルギーの姿です。
🌱 Bangchak Green Station
― ここは、地球の未来が動き出す場所。
4. サービスだけじゃない、デザインにも注目
近年のPTTやBangchakのスタンドは、建築デザインも洗練されてきています。特にバンコク郊外や観光地周辺では、インスタ映えを意識したカフェ併設型スタンドや、木材を使った自然派デザインも目立つようになってきました。
5. EVシフトへの対応も急加速中!
EV(電気自動車)の波はタイにも確実に来ています。PTTは子会社「ARUN PLUS」を通じてEVの開発や充電ネットワークの整備に注力。BangchakもEV専用レーンやアプリによる決済システムの開発を進めています。
将来的には、GSの定義そのものが変わるかもしれません。
まとめ:ただの給油所じゃない、タイのGSは「体験型」へ!
日本から訪れた人がタイのGSを訪れると、ほぼ全員がこう言います。
「えっ、ここガソリンスタンドなの!?」
それほどタイのGSは今、「エンタメ空間+地域経済の拠点」として進化しています。次回、タイで車を運転する機会があれば、ぜひPTTやBangchakの最新型スタンドに立ち寄ってみてください。旅の疲れを癒し、ちょっとした発見があるはずです。